
最上級ランク
「エクストラファインウール」
のここちよさ
ウールレイヤーに使用しているのは、カシミヤと同等の細さ(15.5ミクロン)を誇る「スーパーエクストラファインメリノ」。繊維が細いためウール特有のちくちく感がほとんどなく、さらに繊維表面の毛羽立ちを取る加工を施しているため、肌ざわりがより一層なめらかに。
直接肌にふれるインナーにふさわしい、やさしい肌ざわりです。

良質なウールは、春夏秋冬。
日本で人気の高いインナーといえば、綿や麻、そして化繊がスタンダード。夏は暑く冬は寒いという気候に合わせて
インナーの素材を変えるのが一般的です。そんな中ウールは、インナーの素材としてはマイナーな存在でした。
しかし、ウールは高い断熱性と保温性、そして吸放湿性をもつ高機能素材。つまり、寒い冬も蒸し暑い夏も快適に過ごせる素材なのです。
登山家に選ばれる、ウールインナー
ウールの繊維は、水をはじいて湿気を吸収する特殊な構造。そしてその吸湿力は標準状態で綿の約2倍、ポリエステルの約40倍。
この抜群の吸湿力でかいた汗を吸収して汗冷えを防ぎます。また、繊維は湿気を吸着すると「吸着熱」を発生しますが、
ウールはその発熱性も抜群。汗冷えを防ぎながら体をあたためてくれる高機能素材として、冬山に挑む登山家にも選ばれています。


冷却効果と断熱性で、夏も爽やか
ウールのもつ高い吸放湿性は、汗をかいた際のベタつきを抑えると同時に、
汗をかいてその水分を体の表面で蒸発させることで体を冷やすという本来のサイクルをサポートします。
また、ウールの断熱性は冷えだけでなく熱も防ぎます。暑い季節はもちろん、汗をかくスポーツシーンにも最適な理由がここにあります。


吸湿発熱があるのに夏も快適な理由
ウールは吸湿発熱しますが、夏は汗をかいた時の気化熱の方がはるかに大きいので、吸湿発熱の影響はほとんど無いと言えます。
夏にウールが涼しいのは、衣服内の湿度を下げることで汗の蒸発を促し、その際の気化熱で体の熱を逃しているからです。

洗濯機で洗える、
イージーケア加工のひみつ
ウールの繊維の表面の毛羽立ちを落とすことで、ウールが水にふれることで起こる縮みや形崩れを防ぐイージーケア加工。
この加工を施すことで、洗濯機で洗えるようになるだけでなく肌ざわりもアップ。お手入れは簡単に、着心地はよりやさしくなりました。
特別なケアなしで清潔感をキープ
ウールのもつ特性として、シワになりにくい伸縮弾性、抗菌・消臭性、防汚性、形状保持性などがあります。
さらに化学繊維とくらべて静電気がおきにくいため、着脱の際の不快感や埃などの付着を防ぐことができます。
綿や化学繊維のインナーと同等のお手入れで清潔感をキープでき、さらにより高い機能性を得ることができます。
各繊維の消臭性能



使用するウールは、水、空気、太陽、牧草というシンプルな自然の恵みから生まれたオーストラリア産のメリノウール。
多くの合成繊維は廃棄されると土に還るのに大変時間がかかりますが、メリノウールはわずか数年で生分解されて土に還ります。
また、オーストラリアのメリノ羊は毎年新毛を産出するため、持続可能な繊維源といえます。
ベースレイヤーとして最適
高機能アパレルの分野では、ベースレイヤー(インナー)、ミッドレイヤー(衣服)、
アウターレイヤー(ジャケット)からなるレイヤリング・システムが採用されています。
このレイヤリングによって着用者は常に衣類を環境レベルに適用させることができるのです。
15.5μのウール繊維は非常に柔らかく快適なことからベースレイヤー(インナー)として最適であり効果的な吸放湿性を着用者に保証します。

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山の過酷な環境に立ち向かう
寒さの厳しい冬山では「防寒性」はもちろんのこと、汗冷えで体温が奪われないよう「吸汗速乾性」も必須です。さらにウール100%であれば、その断熱性、吸放湿、調温性の高さから、冬だけでなく春〜秋の寒暖差にも、その特性を活かせます。
また、体の動きに対応するスパイラルカット製法を採用しているので、山で必要とされる機敏な動きを妨げません。 -
スーツスタイルを心地よさで支える
1年を通して心地よく着られるウール100%素材は、スーツのインナーとしても最適。ウールレイヤーなら薄手で体にフィットするためかさばらず、スーツのシルエットを崩さないのも高ポイント。仕事のパフォーマンスを高めるためにインナーを見直すというのも、一つの手です。
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心和む、ストレスフリーの着心地
肌ざわりが優しく、お手入れもしやすいウールレイヤーはルームウェアとしてもおすすめ。フィット感と調温性に優れた天然素材100%の良質なウェアが、心と体を和ませてくれます。